おじんは実際に被害に遭っていないのですが、このような出来事は他の国でもよくあることなのです。そこで危険な場所、悪いことを考えている人がいそうな場所をまとめて見ました。
A,経済の中心地---経済の中心地には旅行者が集まります。その旅行者が集まる場所には絶対と言っていいほど、サギなどの犯罪が多発するのです。ベトナムのホーチミン、タイのバンコクがいい例ですね。
B,人通りが少ない場所---経済の中心地でも人通りがすくない場所は危険でしょう。これは日本でも危険ですからね。
C,やたらと慣れなれしい人---これは場所ではないですが、現地の人間でも日本人でもやたらと馴れ馴れしい人は危険です。日本人でも海外で窃盗などの犯罪を犯してる人はいます。
〜どうしたら危険を察知できるのか〜
危険を察知するには二つのことが重要であるとおじんは考えます。
その二つとは、情報収集とスキーム理論です。
〜情報収集〜
旅行者を狙った犯罪の手口には徹底的に調査しなければなりません。ガイドブックに載っていることはもちろん、ネットの掲示板を見るのも必須です。これから行く国の犯罪の手口は何か、どの地域が危険かということを調べます。そうすれば大抵の犯罪からは身を防ぐことができます。
〜スキーム理論〜
スキーム理論というとちょっと難しく感じるかも知れませんが、これはほぼ無意識に起こることです。人間は経験によって物事を判断します。例えば、ファースト・フード店でバーガーを買う時、店員が'他の商品はいかがですか?'というのは普通ですよね。でも、そこで'彼女いるんですか?'って言われたら変だなと感じるわけです。このように'変だな'と感じるのはスキームにないからなのです。
前置きが長くなりましたが、このスキーム理論が旅行での犯罪手口にも使えるわけです。多くの情報を得る、そうすれば人間は経験と知識から自然とスキームを学びますので、旅行中に’こりゃ変だな’と感じれば怪しいということになるのです。怪しい=危険だということで、未然に犯罪から身を防ぐことができるのです。
〜進化する犯罪〜
しかし、これでもう大丈夫という訳ではないのです。なぜなら、犯罪者も情報収集を行っているからなのです。
犯罪者は例えば日本人の情報をすぐにキャッチします。日本のガイドブックに犯罪の手口が載っていると、すぐに日本人はその手口を警戒しますので、同じ手口はなかなか通用しないのです。すると犯罪者は手口を変えて犯罪に望むのです。
〜情報収集が通用しない〜
こうなると事前に情報ないので非常に危険です。しかし、どんな犯罪にも'怪しい'と感じる瞬間はあるものなので、スキームによって防ぐことができるのです。
〜犯罪手口の事例〜
それでは実際にどのような犯罪があるのか、おじんが旅行中に話した人々から聞いた犯罪の事例を紹介します。
手口:
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男性がバンコク市内で歩いていたとき、タイ人の女性に話しを掛けられる。’一緒に食事しない?’男性はその言葉を聞いて彼女のアパートだと言われる所に行く。そのアパートで食事をしていると4.5人の男が入ってきてナイフを突きつけられる。男性は目隠しをされ、何店かの宝石店に連れて行かれる。各宝石店で、目隠しをはずされ無理やり宝石を買わされる。
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手口:
男性がホーチミン市でバイタクをひろう。目的地を言うのだが、人里離れた場所に連れて行かれる。連れて行かれた所には男が二人。バイタクの男と合わせて、三人に囲まれて300ドルを取られる。
〜情報収集 番外編〜
情報収集については先に書きましたが、情報収集というのは他のことにも役に立つのです。
〜ホテル・レストランの情報〜
情報収集は良いホテル・レストラン、悪いホテル・レストランを区別する時に非常に役に立ちます。寝てる間にお金を盗まれたとか、結構有益な情報は転がっているのです。
但し、ホテル・レストラン側も情報収集を行っているようで、「俺のホテルは地球の歩き方の〜ページに載ってる」ということを知っています。ガイドブックに良いお店として紹介されれば、お客さんがたくさん来るわけですが、評判の悪いお店として紹介されると彼らも大変です。そういう意味で、現地の旅行者に対する顧客満足度が上がればこちらとしてはすごくよいことですね。
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